酵素入りのドッグフードとは

美容や健康に良いものとして注目されているのが、「酵素」です。
酵素は、食べ物の消化や分解やさらには免疫機能にも働きます。
酵素は人間だけでなく犬にも大切な栄養素です。
酵素は体内で作られますが、体内だけでは十分な働きができないので食べ物から取る必要があります。
酵素は野菜や果物に多く含まれています。
しかし、肉食動物は野菜や果物を食べる食性はありません。
では、何から酵素を取るのでしょうか? 野生動物は、草食動物の内臓を先に食べます。
これは、草食動物の内臓に含まれている酵素を取るためです。
このようにして必要な酵素を補充しているのです。
ワンちゃんの問題行動に、「糞食」があります。
これは、体内の酵素が不足しているからです。
問題行動の糞食を予防するためにも、酵素を摂取することは効果的です。

最近では、酵素入りのドッグフードも販売されています。
ドライフードだけでなく、ペーストタイプや缶タイプなど種類も豊富です。
愛犬の好みに合わせて酵素入りのドッグフードを選んで下さい。
酵素入りのドッグフードで注意したいのが、処理温度です。
酵素は42℃~70℃で破壊されてしまいます。
一般的なドッグフードは、80℃~200℃の温度で加熱処理されているので、酵素を摂取することはできません。
酵素入りのドッグフードを選ぶ際は、低温加熱処理されたものを選ぶようにしましょう。
手作りの酵素ドッグフードをつくる人もいますが、熱処理された酵素は分解されてしまうので、酵素の意味がありません。
酵素入りのドッグフード以外に、酵素のサプリメントもあります。
サプリメントなら、今食べているドッグフードに混ぜて与えることもできるので、酵素入りのドッグフードを食べないワンちゃんでも食べられます。

犬は人間と比べると消化器官が小さいので、しっかりと管理してあげることも必要です。
酵素には腸内環境を整える働きがあるので、愛犬の健康づくりにも効果的です。
ワンちゃんの食事に酵素が不足していると思ったら、是非酵素入りのドッグフードを試して下さい。