秘改善効果のあるドッグフード

愛犬が便秘で悩んでいる愛犬家の方も多いはずです。
健康な犬の便はバナナの形で、押すと崩れるくらいの硬さ、平均1日2回の排便です。
ところが力んでもなかなかでなかったり、コロコロした硬い便が出たりする場合は、便秘の可能性が大きくなります。
お腹を触って張っているような感じがする時も、その可能性があります。
また、食欲が衰えたり、嘔吐する場合も便秘が原因の可能性があります。

犬の便秘の原因は、人間と同じで「水分不足」や「運動不足」、「腸内の善玉菌不足」などが考えられます。
水分不足は、ドッグフードの与え方に問題があるかもしれません。
ドッグフードのパッケージには、エサの量と同時に水分を取るように記載されています。
ドッグフードの横には必ず水の入った容器を置いておくことが大切です。
内臓に脂肪が溜まると、腸の活動も悪くなりので、肥満は禁物です。
毎日きちんと散歩することが大切です。

そして、腸内の善玉菌を増やすためには、食事が重要なポイントになります。
腸の働きを良くするものには、「ヨーグルト」「オリーブオイル」「オリゴ糖」「キャベツ」「リンゴ」「さつまいも」などがあります。
それぞれ与え方に工夫が必要です。
手間をかけずに便秘を解消するためには、ドッグフードを変えるのも効果的です。
この際ドッグフードは、良質なタンパク質を含んだ無添加のものを選びましょう。
食物繊維を適量に含んでいるものも効果的です。
最近では乳酸菌の入ったドッグフードも市販されています。
試してみるのも良いでしょう。
「人が食べられる(ヒューマングレイド)」のドッグフードも選択肢のひとつですね。

但し、しつこい便秘をそのままにしていると、腸閉塞や胃腸の病気につながる危険もあります。
4日以上便秘や、嘔吐や食欲不振が続いたり、急に痩せたりした場合は、動物病院で看てもらうことも必要です。
特にシニア犬の場合は、様々な病気が便秘の原因になるので、注意して下さい。